「ニュースチェック11」4月20日(水)放送分の感想
今日も前半は地震関連のニュース。
6つのニュースジャンルのうち、半数が地震関連の話題だった。
被災者の多くが車中泊していることからエコノミークラス症候群にならないための予防策を紹介していた。
はたして避難所や車中泊している被災者にどれだけ届くかは分からないが、テレビが見れるようになっている場所ではNHKにチャンネルが合わせられることが多いと思われるので、少しでも被災者の役に立てればいいと思う。
スポーツコーナーは、やはりプロ野球の全試合リポートに疑問を感じる。
今回はトランポリンやフェンシングの五輪代表の話題もあり、スポーツの多様性を伝えることはできたと思うが、プロ野球の全試合リポートに割く時間で、ひとつでも多くのニュースを伝えて欲しいと思う。
後半のニュースでは、三菱自動車の不正について言及。
日本の安全神話にかかわる問題だけに、取り上げて正解だと思うが、一方で「パナマ文書」について報道されなくなったのが気になる。
特にNHKには、現在「パナマ文書」に記載されていたパナマ法人「NHK GLOBAL INC.」との関連性を明らかにしてほしい。
他の時間帯のニュース番組とは違う切り口が特徴の「ニュースチェック11」だけに、ここは踏み込んでほしいところだ。
天気リクエスト曲はKOKIA「私にできること」。
新潟県中越沖地震のときに生まれた曲を選曲するあたりにセンスの良さを感じた。
昨日までと比べると、桑子真帆アナウンサーの笑顔が少し見られたのは救い(有馬さんの表情は一貫して固かったが)。
被災者そして視聴者に語りかけるような桑子真帆アナウンサーの口調とあいまって、地震のニュースで強張った気持ちがとても癒される。
少しずつ桑子真帆アナウンサーの笑顔が増えていくことを望む。
蛇足ながら、桑子真帆アナウンサーの髪型だが、番組開始以来初めて、髪が下されていたのは新鮮で良かった。
とても綺麗に見えるので、ときどきは髪を下ろしてほしい。