「ニュースチェック11」4月6日（水）放送分の感想

「ニュースチェック11」は、3日目にして、ちょっとこなれてきた感じ。

　
初日の詰め込み感スピード感が薄まって、深夜らしい落ち着いた雰囲気になってきた。

3日目にして、毎晩、桑子真帆アナウンサーの笑顔が見れるのが当たり前のように感じてきたが、 考えてみれば隔週「ニュース7」と毎週の「ブラタモリ」と比べると、毎週月曜～金曜なんて、桑子真帆アナウンサーの露出度が格段に上がったということ。

ありがとうNHK。

3日目で早くも「お天気コーナー」で、BGMが無かったのは意外。
この番組の強い「ウリ」になると高く評価しているだけに、毎回、欠かさずにリクエスト曲をかけてほしい。

　
マイナーなアーティストを取り上げるのと並行して、誰もが共感出来るような、季節感のある選曲を心がけてほしい。
特に、今の時期、もうすぐ桜が散ってしまうので、その前に、桜ソングを連発してほしいところだ。
　
スポーツニュースの長さが気になった。
特に、プロ野球の全試合リポートは、必要ないと思う。

40分という限られた時間の中に
「有馬さんの国際ニュース解説」「地域のニュース」「ネットのトレンドワード」「天気予報」
という定番コーナーを、早くも抱えている。

プロ野球の全試合リポートは放送時間を圧迫しているだけ。
野球賭博もあり、もはやプロ野球は国民的な人気スポーツではなくなった。

NHKは、かつて大相撲の八百長問題のときに、一場所、中継をしないという英断を下した。
そのことで大相撲界は発奮し、今の人気復活につながった。
野球賭博問題を、自浄できないプロ野球界には、きついお灸を据えなければならないと思う。
スポーツニュースでのプロ野球の全試合リポートには、こだわらず、その分、他のスポーツや、ニュースに時間を割いてほしい。

「地域のニュース」は、とても良いコーナーだと思うが、ただ一つ。
ネット配信の映像をそのまま流すのは、いただけないと思う。

製作陣の臨場感を出したいという演出なのかも知れないが、地デジ時代に、あの低画質の映像は、見苦しい。
同じNHKの地方局の映像なのだから、該当する地方局から映像を借りてくるという配慮がほしい。
せっかくの地域の話題が、あの低画質映像では台無しである。改善希望。

いろいろ不平も書いたが、3日目にして、定番コーナーなど、番組のスタイルが固まりつつあり、落ち着いて見れるようになった。
ただ初回のスピード感も、捨てるのはもったいないので、番組の中で、しっかりと緩急のリズムを取ってもらいたい。