桑子真帆アナウンサーが、鈴木五輪相にインタビュー「ニュースウォッチ9」8月21日(月)放送分の感想
今週と来週は、有馬さんが夏休みのため「ニュースウォッチ9」は、桑子真帆アナウンサーと、いつもはスポーツ担当の一橋アナウンサーで、番組進行。
特集 雷に襲われたら・・・、都内では2時間で1000回、落雷の現場で何が?、栗原アナウンサーが、東京 世田谷区の多摩川河川敷の落雷現場を、専門家とともに取材、対策製品の開発も、田村アナウンサーが、兵庫県の雷対策製品のメーカーを取材、突然の雷雨、身を守るには、気象予報士の斉田さんが、同席して解説。
桑子「衝撃でしたね、(雷の常識と言われる3項目)間違っていたとは、みなさん、これ、よく覚えておくようにしてください、全部、とにかく、VTRにもありましたけど、早く建物の中に入るというのが、安全ですよね」
特集 米韓軍事演習始まる、”見守る” 北朝鮮は・・・、反発の北朝鮮どう動く。
桑子「ただ、演習は、31日までです、緊張が続きます 」
特集 民進党代表選 告示、政治行動 共にした2人が・・・、2人の訴え その違いは、選挙戦は 党勢回復は、政治部 野党キャップの長内記者のビデオコメント、来月1日に新代表決定。
桑子真帆アナウンサーと一橋アナウンサーでニュースを解説するが、桑子真帆アナウンサーが主導する。
特集 米イージス艦がまた・・・、タンカーと衝突 10人不明。
ニュースこの1本「事故」、中央道 土砂崩れ、岐阜県が立ち入り調査、。
ニュースこの1本「テロ」、スペイン警察、実行犯の行方を追う。
桑子「今回のテロは、実行犯の12人が、モロッコ国籍だったということですねぇ」
ニュースこの1本「事件」、 森友学園前理事長夫妻、詐欺などの疑い 再逮捕。(放送では触れず)
特集 「シリーズ 新閣僚に聞く」、鈴木俊一五輪相、桑子真帆アナウンサーが、単独インタビュー。
桑子「実はですね、本日、こういうものを、ご用意しました」
鈴木「あぁ」
鈴木五輪相の父・鈴木善幸元首相の顔写真パネルを持ち出して、鈴木五輪相の顔の横に並べる。
桑子「お父様、鈴木善幸元首相、このようにならびますと、そっくりでいらっしゃいますよねぇ」
鈴木「昔から言われてましたけど、最近は特に、だんだん髪型も近づいてきましたから、父の足元には及ばないかもしれませんが、少なくとも背中を目指してですね、しっかり頑張りたいと思います」
桑子「東京五輪・パラリンピックまで、3年を切りました、まずは、あの、担当大臣として、どのように取り組んでいこうと、お考えですか?」
鈴木「これから本当に重要な時期だと、思っております、国民的な大きな大会ですから、ぜひとも成功させなければいけない、各省庁を中心に調整をし連絡していくという、そういう役割を国に課せられたものだと理解しています、だんだんですね、日数が詰まってきますと、細かいところが問題として残ってまいりますので、そうした調整は、なかなか大変ですけれども、期待に応えて成功に導きたいと思っています」
桑子「これまでは、国と都で、少しぎくしゃくしたようなところも、あの、あったという指摘も、ありました、そのあたりは、どのように考えていますか?」
鈴木「小池さんは、まさにキーパーソンだと思っておりますが、たまたま私のすぐ後任の環境相が小池さんでした、その後も同じ ”環境派” として一緒で気心の知れた仲であると、まぁ、そういうふうに思っております、もちろん、お互いの主張をすべきはきちんと主張して、ふだんからですね、いい関係を作っておいて、何か課題が起こったときも、スムーズにことが進むような、そういう不断の努力も必要だなぁと、痛感してます」
桑子(語り)「岩手県出身の鈴木大臣は、就任会見で」
鈴木(就任会見で)「私も被災地の人間のひとりといたしまして、復興五輪、復興パラリンピックを、実現してまいりたいと」
桑子(語り)「執務室には、地元の伝統工芸品や、東日本大震災の被害から復活を果たした蔵元のお酒が飾られていました」
鈴木「(被災地出身者として)当初ですね、東京五輪が招致されるというときにですね、被災地では、むしろ ”東京で工事が始まると、資材も人も東京中心になっちゃうんじゃないかと、東京五輪が復興の足を引っ張るんではないか” と、そういう心配の声が、実際にありました、被災地出身の私が担当大臣になって、その被災地の方々の心と、今まで五輪を、ちょっと斜に構えて見ていたような方々とのですね、間合いを埋めることができればと、こういうふうに思っております、(復興が)ここまで進んだという姿を、この五輪を機に発信できればというふうに思っています」
桑子(語り)「開催が3年後に迫るなか、課題は何か?、大臣は、選手や観客の円滑な輸送や、暑さ対策を挙げるとともに、パラリンピックへの取り組みを、強調しました」
鈴木「成功の鍵はですね、いかにパラリンピック競技大会を成功させるかと、(パラリンピックの)認知度 認識度っていうのは、そう高いものではないと思っております、しかし実際にですね、パラリンピックの競技を見れば、本当に面白い、五輪はもとよりですけれども、パラリンピックのほうもですね、大いに力を入れて成功させたいなぁ、と」
桑子(語り)「最後に、どのような大会を目指すのか、聞きました」
鈴木「1964年のときの、五輪のレガシー(遺産)は、新幹線であったり、首都高であったわけでありますけど、五輪っていうのは、スポーツだけじゃない、文化の面でも重要でありますから、2020年は終わっても、それによって、ひとつの新しい2020年以降の、日本の形が出来上がっていくと、そういう五輪にしたいと思います」
気象情報。
今日から、気象予報士の斉田さんが、復帰。
スポーツ。
スポーツコーナーも、一橋アナウンサーが、担当。
昨年の「ニュースチェック11」のときは、リオ五輪の時期に、2週間、番組休止期間があったが、「ニュースウォッチ9」は、番組休止期間が無いため、桑子真帆アナウンサーと有馬さんのコンビが、一時的に解消。
有馬さんの代役が一橋アナウンサーとは意外だったが、初日を見る限り、案外、しっくり行っているように感じた。
「ニュースウォッチ9」名物の新閣僚インタビューは、桑子真帆アナウンサーの「聞き出す力」の見せどころ。
鈴木五輪相に、あいさつ代わりに、父親の顔写真パネルを持ち出した桑子真帆アナウンサー、人によっては、そういうことをされると、機嫌を損ねる人もいると思うが、そこは桑子真帆アナウンサーの神通力が発揮され、なごやかな雰囲気に。
鈴木五輪相の父・鈴木善幸元首相への思いに始まって、鈴木五輪相の、東日本大震災の被災地出身者ならではの、復興五輪への使命感を引き出して、鈴木五輪相の実直な人柄が伝わって来る、良いインタビューだったと思う。
明日以降の新閣僚インタビューも楽しみ。
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