「ニュースチェック11」4月15日(金)放送分の感想
放送に際しては局内でも議論が交わされたと思うが、1日の休止だけで放送に踏み切ってくれてありがたく思う。
特別放送ということで、前半は熊本県での地震についてのニュース。
視聴者から被災者へのツイートを紹介しながら、番組独自の切り口で震災の話題を紹介した。
奇しくも桑子真帆アナウンサーは「ブラタモリ」最後の出演回で、熊本を訪れている。
桑子真帆アナウンサーの熊本への思いが、視聴者の共感を誘ったと思う。
その他のニュースはジャンルをまとめて一気に紹介。致し方なし。
スポーツでは福岡ダイエーホークスの内川選手のインタビューが印象に残った。
やはりプロ野球選手は、野球に集中して取り組むことで、世間の理解を得られるだろう。
番組後半では、桑子真帆アナウンサーが昨日取材した番組初めてのロケ。
昨日の放送が休止になったことで、お蔵入りになるかと心配したのだが、無事に放送されて良かった。
桑子真帆アナウンサーの魅力も充分に伝わってきた。
ロケの映像はとても良かったので、シリーズ化を希望したい。
番組放送終了後に大きな余震があり、二次災害もひどくなり、NHKは一度ゆるめかけた災害報道体制を、再び強化した。
もし余震が番組中に起こっていたら、番組中断も避けられなかっただろう。
そういう意味では、奇跡的な放送だったと言える。