「ニュースチェック11」4月18日(月)放送分の感想
本日も熊本地震を受けての特別編成となった。
少なくとも今週いっぱいは、この状態が続くだろうか。
前半の地震特集では地震発生から4日目となり、被災地へ支援に向かうボランティアへの心構えなど、具体的な内容が良かったと思う。
NHKだけでも「ニュース7」「ニュスウォッチ9」があり、そして「クローズアップ現代プラス」までも地震特集。
NHK含め民放各局が横並びの報道をするなかで、番組独自の切り口が光った。
番組途中の地震速報にも、桑子真帆アナウンサーが冷静な対応を見せ、安定感があった。
こういう部分もしっかりこなせるところに、桑子真帆アナウンサーの能力の高さを感じる。
スポーツもプロ野球の試合が無かったので、メジャーリーグや大相撲、サッカーの話題と幅広く、各選手が被災者へのメッセージを送っていたのも良かった。
こういうときにスポーツは人々に希望を与える。
天気の「明日に架ける橋」は、非常に良い選曲。
しばらくは天気コーナーのBGMは、被災者支援ソングが主体となるだろう。
震災を踏まえ、いつ余震の速報が入ってもおかしくないという緊張感に包まれたなかでの放送は、かなり神経をすり減らすものだったに違いない。
しかし桑子真帆アナウンサーには、こんな時こそ笑顔を絶やさずにいてほしい。
視聴者はその笑顔に癒され、安心するのだから。