桑子真帆アナウンサーが、小池都知事にインタビュー「ニュースウォッチ9」7月3日(月)放送分の感想
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桑子「うーん、昨日の衝撃が、一気に、国の政治に広がっている印象がありますよね」
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特集 「生中継」小池知事に迫る、小池都知事に、生中継でインタビュー、自民に圧勝、勝因は?、圧勝で、今後の都政は?、安倍政権と、どう向き合う?、国政進出の意欲は?
(以下、桑子真帆アナウンサーが、小池都知事に、質問した部分を抜粋)
桑子「あの、想定を超えたところって、今おっしゃっていましたけれども、勝ちすぎたな?っていうところまで、受け止めてらっしゃるんですか?」
小池「まぁ(苦笑)、欲を出せば、もう少し、候補者を立てておけばよかったなと、思いますけれども(笑)、はい、しかし、まぁ、あの、本当に、多くの都民の皆さんのですね、古い議会を変えてほしいという、そういう思いがあったのだと思います」
桑子「安倍総理大臣も、選挙結果については、”安倍政権にゆるみがあるのでは” という厳しい批判があったと、発言しているんですよね、こうした厳しい声に、小池さんは、こう、追い風になったというふうに、捉えていらっしゃいますか?」
小池「まぁ、あの、有権者の方々は、いろんなご判断で、都民ファーストを選ばれたと思います、また、私、あの、ずっと、古い議会を新しくということ、それから、あの、お訴えしてきたのは、ずっと、あの、情報公開など、ま、これは、あの、今、国政で抱えておられる、幾つかの問題がですね、あの、文書があるとかないとか、そういった形の問題が、あるところに加えまして、私の方は、情報公開こそ、東京改革の一丁目一番地だということも、申し上げてまいりました、そのことが、連想させることも、あったかもしれません、いずれにいたしましても、あの、敵失というよりは、私どもは、あの、しっかり、政策を、それも、あの、都民に近い政策を、ずっと訴え続けてきた、まぁ、そのことが、結果的には、受け皿になったかもしれません」
桑子「そして今日は、小池さんが、自民党に提出していた離党届、受理されましたけれども、これに対しては、どのように受け止めていらっしゃいますか?」
小池「あのぉ、本来、除名で、って言うか、処分の対象だと、思うんですけれども、あの、そのまま受理されたということに、むしろ驚いております」
桑子「除名かと、思っていらっしゃったんですね?」
小池「あのぉ、除名相当じゃないでしょうか?、あのぉ、まぁ、地域であるとはいえ、地域政党を立ち上げて、そして、進んできたわけですからね」
桑子「それがこう、受理という形、小池さん、どうしてだと思われますか?」
小池「それはどうぞ、自民党の方に、お聞きいただきたいと思います」
桑子「そうですね、そして、今後の都政についても、伺っていきたいと思うんですけれども、今回、あの、小池さんは、公明党などと合わせると、今回の議席の獲得、過半数を、大きく上回って、もう、磐石な体制と、言えると思います、まず、何から優先して、取り組もうと思ってらっしゃいますか?」
小池「はい、あのぉ、優先課題は、多々ございますけれども、あの、このところ、北海道や九州で、また地震が、震度5、などのレベルで起こっております、やはり、あの、首都直下型地震ということに対してはですね、あのぉ、様々な規制なども、含めてですね、あの、規制の緩和なども含めてですね、むしろ、より積極的に、スピード感を持って、進めていかなければならないと、このように考えています、耐震化、不燃化といったことが、まだまだ、あのぉ、木造密集地域などで、まだ十分進んでおりませんので、これを加速していく、それから、あと、オリンピック・パラリンピックの準備は、当然、進めて、国と連携しながら、進めていかなければなりません、さらには、あのぉ、女性も男性も輝く、そんな、ダイバーシティ、えー、多様性のある社会をということを、申し上げてるんですが、そのうちの一つが、あの、待機児童対策であり、そして、また今後、えー、ますます高齢化が、加速度的に進む東京でございます、こういった高齢化の問題など、ロードマップをしっかり描いて、私の任期は、あと3年でございますので、それらを、えー、ま、最初の1年は、様々な過去の問題に、整理をし、それから、これからの3年間というものは、議会の協力を得ながら、えー、この、今、申し上げたような課題を、一つずつ、ていねいに、且つ、スピード感を持って、やっていきたいと、思っております」
桑子「小池さん、もう一つ、お伺いしたいですけれども、あの、小池さん、今日の午前の会見で、このようにおっしゃっていますね、いろんな動きが、国政において出てくると、都民ファーストならぬ ”国民ファースト” をベースに考える人が増えていけば、国民にとっていいのではないかと、この、”国民ファースト” という、言葉を出してらっしゃいましたけれども、これは、どういいう意味合いなんでしょうか?」
小池「いや、やはり、今、いろいろな、あのぉ、なんて言うんでしょうか、空気、永田町の空気、など、国民の皆さんは、いろいろと、察知しておられると、思います、ま、閉塞感と言っていいんでしょうか?、えー、そういったことを、もう一度、改めて、原点に戻って、国民の目線で見たら、どうなのか、ということを、取り戻す、というのは、あのぉ、必要なのではないか、と、まぁ、このように申し上げただけで、それ以上でもそれ以下でも、ございません」
桑子「小池さん、ありがとうございました」
(小池都知事へのインタビューを終えて)
桑子「うーん、今回の圧勝で、小池さんは、自らが掲げた政策っていうのを、実現しやすくなったわけですよねぇ、今後、それを、どう実現して、どう結果を出していくのか、っていうところにも、注目したいです」
特集 ウィンブルドン開幕、錦織が直前練習、スポーツ担当の一橋アナウンサーが登場して解説、日本選手活躍の原点、松岡修造さん。
気象情報。
スポーツ。
今日は、桑子真帆アナウンサーが「ニュースウォッチ9」を担当して以来、初めて、政界の要人(今回は小池都知事)に、インタビューする機会を得た。
桑子真帆アナウンサーのキャリアにとって、大きな区切りとなる日だったと思うし、ファンとしては、桑子真帆アナウンサーが「ニュースウォッチ9」担当に決まってから、ずっと、この日を待ち望んでいた。
小池都知事にインタビューする桑子真帆アナウンサーは、「SONGS」での井上陽水さん、吉田拓郎さん、「ニュースチェック11」での高畑充希さんへのインタビューでも垣間見せた、人の懐へ飛び込む話術を発揮して、”政界風見鶏” とも呼ばれる、したたかさを持つ、小池都知事から「もう少し、候補者を立てておけばよかった」と、本音を引き出すことにも成功した。
報道指向と言われる桑子真帆アナウンサーが、NHKの報道の顔となる、重要なステップを、無事、クリアしたと思う、番組には、これからも、桑子真帆アナウンサーに、チャンスを与えて欲しいと思う。
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